シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団(Stuttgarter Philharmoniker)が首席指揮者兼音楽総監督を務めるイスラエルの指揮者ダン・エッティンガー(Dan Ettinger)の退任を発表した。2015年からその任にあるが、一身上の都合で2023/2024シーズンの終了をもって退任するという。
エッティンガーはテルアビブ近郊のホロン生まれの53歳。バリトン歌手として「フランソワ・シャピラ・コンクール」で優勝。歌手活動と同時にニュー・イスラエル歌劇場の合唱指揮者及びコレペティートルとなり、しばらくしてオーケストラ指揮者として本格的に活動、2003年から2008年までベルリン州立オペラでダニエル・バレンボイムの助手を務めた。
その後、イスラエル交響楽団の音楽監督(2005ー2018)、マンハイム国立劇場の音楽総監督(2009-2016)、東京フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者(2010-2015)を歴任。現在はシュトゥットガルト・フィルの他、イタリア・ナポリのサン・カルロ劇場、イスラエル・オペラの音楽監督を務めている。
写真:Teatro di San Carlo / Mario Wurzburger
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シュトゥットガルト発 〓 ダン・エッティンガーがシュトゥットガルト・フィルの首席指揮者兼音楽総監督を退任
2024/07/09
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