「オペラ・アワード」2018の発表セレモニーが9日、ロンドンで行われた。「永年功労賞」はテレサ・ベルガンサ(写真)が受賞した。「オペラ・アワード」は2012年、英国のヘルスケア・リートを運営するハリー・ハイマンによって創立された国際賞。英国の月刊誌「オペラ・マガジン」の編集主幹ジョン・アリソンが審査委員長を務め、欧米の音楽批評家たちが選考委員を務めている。賛同者リストにはプラシド・ドミンゴ、ジャネット・ベーカー、トーマス・アレン、ミレッラ・フレーニらオペラ界の大物が名前が並ぶ。主要部門賞の受賞者は以下の通り。
写真:Festival Internacional de Panticosa
[永年功労賞]テレサ・ベルガンサ
[女性歌手]マリン・ビストレム
[男性歌手]ピョートル・ベチャワ
[指揮者]ウラディーミル・ユロフスキ
[新演出上演]ブリテン《ビリー・バッド》 / テアトロ・レアル / 演出:デボラ・ワーナー
[演出家]マリウシュ・トレリンスキ
[舞台デザイン]ポール・スタインバーグ
[世界初演]ブレット・ディーン《ハムレット》/ グラインドボーン音楽祭
[歌劇場]バイエルン州立歌劇場
[オーケストラ]ミラノ・スカラ座管弦楽団
[音楽祭]ヴェルディ・フェスティバル
[教育・アウトリーチ活動]オペラ・ホーランドパーク
[録音]ベルリオーズ《トロイ人》 出演:ジョイス・ディドナート、マイケル・スパイレス、マリー=ニコル・ルミュー / 指揮:ジョン・ネルソン / 管弦楽:ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、他
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