パリ国立オペラが演奏会形式でワーグナー《ニーベルングの指環》の通し上演を行うと発表した。最初の通し上演は11月23日からバスティーユ歌劇場で上演され、2度目は12月2日からラジオ・フランス・オーディトリアムで行われる。
パリ国立オペラは昨年末からスタッフのストライキ、それに続く新型コロナウイルスの感染拡大で公演スケジュールがズタズタになり、予定されたカリスト・ビエイトの演出による《ニーベルングの指環》の新制作もキャンセルされていた。今回の公演はそれに代わるもの。
公演の指揮は2009年から音楽監督を務めるフィリップ・ジョルダン。ジークムントにヨナス・カウフマン、ヴォータンにイアン・パターソン、ジークフリートにアンドレアス・シャーガー、フリッカにエカテリーナ・グバノヴァ、ブリュンヒルデにマルティナ・セラフィン、リカルダ・メルベートらが起用される。
写真:Opéra national de Paris
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パリ発 〓 国立オペラが演奏会形式で《ニーベルングの指環》4部作を通し上演
2020/10/25
【最終更新日】2024/03/22
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