スペインのセビリア王立交響楽団(Real Orquesta Sinfónica de Sevilla)が次期芸術監督にフランスの指揮者マルク・スーストロ(Marc Soustrot)を迎えると発表した。2014年からその任にあったジョン・アクセルロッドの後任で、任期は2021/2022シーズンから3年。
スーストロはフランス・リヨン生まれの71歳。トロンボーンとピアノを学び、パリ国立高等音楽院でマニュエル・ロザンタールに指揮を学んだ。ロンドン交響楽団でアンドレ・プレヴィンのアシスタントを務め、1975年のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝している。
その後、フランスの国立ロワール地方管弦楽団(1976-1994)、ドイツのボン・ベートーヴェン管弦楽団(1995-2003)、オランダのブラバント管弦楽団(1996-2006)、スウェーデンのマルメ交響楽団(2011–2019)を歴任している。
セビリア王立交響楽団は1990年の設立で、セビリアのマエストランサ劇場を本拠地としている。歴代の音楽監督には、ヴィェコスラフ・シュテイ、クラウス・ヴィーゼ、アラン・ロンバール、ペドロ・アルフテルがいる。
写真:Malmö SymfoniOrkester
セビリア発 〓 セビリア王立交響楽団の次期芸術監督にマルク・スーストロ
2021/03/14
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