サイバー攻撃を受けてダウンしていたメトロポリタン歌劇場(Metropolitan Opera)のウェブサイトが15日、ようやく復旧した。攻撃は現地時間12月6日からチケット注文の処理やウェブサイトへのアクセスができなくなっていた。
復旧に当たり劇場は、ダウンしている間もすべての公演は予定通り行われたこと、チケット購入時に使用されたクレジットカード情報を含むチケット購入顧客データが盗まれていないことを強調している。
ダウンしている間、公演のチケットはリンカーンセンターのウェブサイトを通じて座席指定なしで細々と発売されたが、年末のこの時期は例年だと一日あたり20万ドル(約2,750万円)の売り上げがあり、機会の損出は相当額に上るという。
音楽関係のウエブサイトに対するサイバー攻撃はメトロポリタン歌劇場以外にも行われており、ウィーンの楽友協会のサイトもダウンしており、電話での注文に切り替えられている。
写真:Metropolitan Opera
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ニューヨーク発 〓 ダウンしていたメトロポリタン歌劇場のウェブサイトが復旧、楽友協会はなお未開通
2022/12/16
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