ドイツ西部コブレンツを本拠地とするライン州立フィルハーモニー管弦楽団(Staatsorchester Rheinische Philharmonie)が首席指揮者にポーランドの指揮者マルゼナ・ディアクン(Marzena Diakun)を迎えると発表した。州立フィルはコブレンツ市立劇場の座付きオーケストラ。
ディアクンはポーランド北西部コシャリン生まれの43歳。地元の音楽学校卒業後、ヴロツワフのカルロ・リピンスキ音楽院で学び、その後、ウィーン国立音楽・演劇大学大学院を修了した。2006年の第4回ルトスワフスキ国際指揮者コンクールのファイナリスト。2010年からはクラクフ音楽院で研鑽を積んだ。
これまでにマドリード州立管弦楽団の芸術監督(2021ー2024)、フランスのトゥーロン歌劇場管弦楽団の首席指揮者(2021ー)、パリ室内管弦楽団の首席客演指揮者(2020ー)などを歴任している。
写真:Marco Borggreve
コブレンツ発 〓 ライン州立フィルの首席指揮者にマルゼナ・ディアクン

2025/03/06
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