オーストリアのグラーツ歌劇場が首席指揮者を務めるギリシャ人指揮者ヴァシリス・クリストプーロス(Vassilis Christopoulos)との契約を延長した。クリストプーロスは2023/2022シーズンからその任にあり、今回の契約更改で、任期は2028年まで延びる。
クリストプーロスはミュンヘン生まれの50歳。アテネ音楽院でオーボエと音楽理論を学び、1993年から1995年までギリシャ放送交響楽団のオーボエ奏者を務めた。退団後、ミュンヘン音楽大学で指揮を学び、コリン・ディヴィス、ズービン・メータらに師事した。
その後、コンスタンスの南西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2005ー2015)、アテネ国立管弦楽団の芸術監督(2011ー2014)を歴任。2017年には、新装なったギリシャ国立歌劇場のオープニングで、リヒャルト・シュトラウス《エレクトラ》を指揮している。
写真:San Francisco Opera
グラーツ発 〓 グラーツ歌劇場が首席指揮者を務めるヴァシリス・クリストプーロスとの契約を延長

2025/02/08
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