来年11月に行われる第11回浜松国際ピアノコンクールの概要が発表された。それによると、第11回は2021年11月12日から29日までの18日間。演奏動画ファイルによる予備審査を経て、来年6月末までに出場者が決定する。
予選は第1次から第3次まであり、課題曲は、第2次予選が邦人作曲家の作品、第3次予選はモーツァルトのピアノ四重奏。今回の邦人作品は川島素晴の新作。本選は11月27日、28日に行われ、高関健指揮の東京交響楽団とピアノ協奏曲を演奏する。
コンクールは1991年の創設。浜松市と公益財団法人・浜松市文化振興財団の主催で、3年に一度の開催。これまでラファウ・ブレハッチ、チョ・ソンジンを送り出してきた。
第1位入賞者には、賞金300万円と金メダル・賞状が贈られるほか、優勝者ツアーとして、日本や海外で演奏の機会が与えられる。
審査委員長は、前回に引き続いて小川典子。審査員には、ダン・タイ・ソン(ベトナム)、アレクサンダー・ガブリリュク(オーストラリア)、ポール・ヒューズ(イギリス)、迫昭嘉(日本)、ナターリア・トゥルーリ(ロシア)ら10名が名を連ねている。
写真:Hamamatsu International Piano Competition
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浜松発 〓 浜松国際ピアノコンクールが第11回コンクールの開催概要を発表
2020/08/06
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