スペイン・バルセロナで行われていたピアノコーンクール、第67回「マリア・カナルス国際音楽コンクール」で6日、カナダ出身のイェーデン・イジク=ドズルコ(Jaeden Izik-Dzurko)が第1位を獲得、2位に中国のアントニオ・チェン・グアン、日本の亀井聖矢(Masaya Kamei)が3位に入賞した。
コンクールは1993年に創設された若手音楽家のためのコンクール。かつてはヴァイオリン、ギター、声楽、室内楽部門などもあったが、2010年からはピアノ部門だけが毎年行われている。
優勝したイジク=ドズルコはカナダ・サーモンアーム生まれの22歳。ニューヨークのジュリアード音楽院でヨヘヴェド・カプリンスキーに学び、現在はカナダのブリティッシュ・コロンビア大学のコリー・ハムの下で研鑽を積んでいる。
亀井は2001年生まれ。愛知県一宮市出身の20歳。現在、桐朋学園大学4年生。2019年の第88回日本音楽コンクールピアノ部門で第1位を獲得、いま最も注目される若手ピアニストの一人で、6月に予定されている米国の第16回「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」の出場選考を通過している。
写真:Maria Canals Competition
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バルセロナ発 〓 第67回「マリア・カナルス国際音楽コンクール」でカナダのイェーデン・イジク=ドズルコが優勝、亀井聖矢も3位に
2022/04/09
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