感染力の高いオミクロン株による混乱がここにもー。4日夜のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(Gewandhausorchester Leipzig)のコンサートが、開始直前に指揮のアンドリス・ネルソンスたちに陽性反応が出たことで中止された。ところが……。翌5日になって、すべてが擬陽性だったことが判明したという。
4日のコンサートは、ソリストにソル・ガベッタを迎え、2018年から首席指揮者を務めるネルソンスの指揮で、ドボルザークのチェロ協奏曲などを取り上げる予定だった。中部ドイツ放送によるライブ中継も予定されており、5の放送局による説明で、ネルソンスたちが検査を受けた検査センターのミスだったことが明らかにされた。
オーケストラによると、楽団メンバーの予防接種率は95%を超え、コンサートが行われる週には、リハーサル開始時から出演者たちに迅速抗原検査を毎日行っているという。擬陽性の結果が届いた検査は、ネルソンスたちが独自に受けたPCR検査だったという。彼らの本拠地ゲヴァントハウスは集団予防接種の会場としても使われている。
写真:Gewandhausorchester Leipzig
ライプツィヒ発 〓 ネルソンスたちの擬陽性反応で、ゲヴァントハウス管のコンサート中止に
2022/02/06
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。