ウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)がモーツァルト《フィガロの結婚》、ビゼー《カルメン》の上演延期を発表した。発表によると、《フィガロの結婚》に出演する合唱団メンバー、《カルメン》のタイトルロールに起用されたアニタ・ラチヴェリシュヴィリ(Anita Rachvelishvili)に新型コロナウイルスの陽性反応が出たためという。
どちらも無観客で上演する予定だったもの。《フィガロの結婚》は名舞台として知られるジャン=ピエール・ポネルの演出で2月1日に上演、ライブ・ストリーミングの予定だった。一方、《カルメン》はカリスト・ビエイトが新演出による新作で、7日に上演、ライブ・ストリーミングの予定だった。1日のストリーミングは《フィガロの結婚》に代わりに《薔薇の騎士》が配信される。
写真:Wiener Staatsoper
ウィーン発 〓 国立歌劇場で陽性反応、《フィガロの結婚》と《カルメン》上演延期を発表
2021/02/01
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