ドイツのデュッセルドルフ交響楽団(Düsseldorfer Symphoniker)が首席客演指揮者を務める英国の指揮者アルペシュ・チャウハン(Alpesh Chauhan)との契約を延長した。チャウハンは2021/2022シーズンからその任にあり、今回の契約更改で任期は2026/2027シーズン終了まで延長される。
チャウハンはインド系の34歳。バーミンガム出身で幼い頃からチェロを学び、地元のバーミンガム市交響楽団のユース・オーケストラで首席奏者を務めた後、指揮の勉強を始め、市響のアシスタント・コンダクターを経て、2017年からイタリア・パルマを本拠地とするトスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任した。
昨年、バーミンガム・オペラの音楽監督に就任、英国初の「BAME」の音楽監督として注目を集めた。「BAME」は「Black, Asian and Minority Ethnic」の略で、イギリスではマイノリティを意味する。リーズ大学の調査によると、2050年には「BAME」の人口が英国の人口の5分の1を占めると予測されている。
写真:Birmingham Opera Company / Michele Monasta
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デュッセルドルフ発 〓 デュッセルドルフ響が首席客演指揮者を務めるアルペシュ・チャウハンとの契約を延長
2024/04/15
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