ウィーン発 〓 国立歌劇場が3月第1週のストリーミングのラインナップを発表、新制作の《椿姫》もライブで

2021/03/01

ウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)が3月第1週のストリーミング配信のラインナップを発表した。7日には新制作の《椿姫》がライブ・ストリーミングされる。また、先月21日にライブ・ストリーミングされた新制作の《カルメン》も改めてラインナップに組み込まれた。ストリーミングはライブを除き、現地時間の19時(日本時間の翌日午前3時)から。ラインナップは以下の通り。

1日
ビゼー《カルメン》
出演:アニタ・ラチヴェリシュヴィリ / ピョートル・ベチャワ / アーウィン・シュロット / ヴェラ=ロッテ・ブレッカー
指揮:アンドレス・オロスコ=エストラーダ
演出:カリスト・ビエイト
(収録:2021)


2日
ヴェルディ《オテロ》
出演:ロベルト・アラーニャ / アレクサンドラ・クルザック / ダリボール・イェニス / アントニオ・ポーリ
指揮:グレアム・ジェンキンス
演出:クリスティーネ・ミーリッツ
(収録:2018)


3日
リヒャルト・シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》
出演:ヨハン・ボタ / ソイレ・イソコスキ / ソフィー・コッホ / ダニエラ・ファリー / ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー
指揮:クリスティアン・ティーレマン
演出:スヴェン=エリック・ ベヒトルフ
(収録:2014)


4日
マスネ《マノン》
出演:ニーノ・マチャイゼ / ファン・ディエゴ・フローレス / アドリアン・エレート
指揮:フレデリック・シャスラン
演出:アンドレイ・セルバン
(収録:2019)


5日
ヤナーチェク《カーチャ・カバノヴァー》
出演:アンゲラ・デノケ / ミッシャ・ディディク / ジェーン・ヘンシェル / ダン・パウル・ドゥミトレスク
指揮:トマーシュ・ネトピル
演出:アンドレ・エンゲル
(収録:2017)


6日
ヴェルディ《アイーダ》
出演:エレーナ・グーセワ / グレゴリー・クンデ / エカテリーナ・グバノヴァ / シモーネ・ピアッツォーラ
指揮:マルコ・アルミリアート
演出:ニコラ・ジョエル
(収録:2019)


7日 = 新制作ライブ・ストリーミング(午後6時〜)
ヴェルディ《椿姫》
出演:プリティ・イェンデ / ファン・ディエゴ・フローレス / イゴール・ゴロヴァテンコ / マーガレット・プランマー
指揮:ジャコモ・サグリパンティ
演出:サイモン・ストーン


写真:Wiener Staatsoper


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. シュトゥットガルト発 〓 ダン・エッティンガーがシュトゥットガルト・フィルの首席指揮者兼音楽総監督を退任

  2. ローザンヌ発 〓 スカラ座総裁を退任するドミニク・マイヤーがローザンヌ室内管の総監督に

  3. ライプツィヒ発 〓 ゲヴァントハウス管が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表、目玉は「マーラー・フェス」

  4. ロンドン発 〓 「最も忙しい指揮者」はネルソンス、クラシック統計ランキングで

  5. マドリッド発 〓 フランシスコ・アライサがソフィア王妃高等音楽院の声楽研究部門のトップに

  6. ブエノスアイレス発 〓 ジャン・レイサム=ケーニックがテアトロ・コロンの音楽監督に

  7. 訃報 〓 イヴァン・モズゴヴェンコ(97)ロシアのクラリネット奏者

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場がアーカイブを毎日ストリーミング配信、公演休止中の4月2日までは無料で

  9. ザールブリュッケン発 〓 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルの首席クラリネットに19歳の小林りゅうた

  10. ロンドン発 〓 英国でも公演のキャンセル、劇場の閉鎖始まる。新型コロナの感染再拡大で

  11. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルの首席フルート、セバスチャン・ジャコーが「試用期間をクリアできず」で退団へ

  12. ウルム発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にフェリックス・ベンダー

  13. ウィーン発 〓 ヤンソンス、キャンセル続く

  14. ロンドン発 〓 ソンドラ・ラドヴァノフスキーがロイヤル・オペラの日本ツアーへの出演をキャンセル

  15. ベネチア発 〓 高潮で開幕公演のリハーサル中止、フェニーチェ劇場

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。