イタリアのモデナの市立劇場が9日、「ルチアーノ・パヴァロッティ劇場」から「ルチアーノ・パヴァロッティ & ミレッラ・フレーニ劇場」に改名することを決めた。命名が決まった9日はちょうど1年前、フレーニが亡くなった日。フレーニが初舞台を踏んだのが市立劇場で、19歳だった1955年に《カルメン》のミカエラ役を歌っている。
パヴァロッティとフレーニはともに1935年の生まれで、二人の母親が同じ工場に勤め、乳母も一緒だったという幼馴染み。パヴァロッティは71歳で、フレーニは84歳で、ともにモデナで眠りについた。市立劇場は2007年の終わりから名テノール歌手パヴァロッティの名前が付けられてきたが、名ソプラノの名前が新たに加えられて、オペラ界“最強”のダブルネームを名乗ることになる。
写真:Luciano Pavarotti Foundation
モデナ発 〓 市立劇場が「パヴァロッティ & フレーニ劇場」に改名
2021/02/11
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