トロント発 〓 トロント響がアンドルー・デイヴィスにサプライズ・プレゼント

2019/02/08
【最終更新日】2024/04/21

2日に行われたトロント交響楽団の演奏会で、アンドルー・デイヴィス(Andrew Davis)がワーグナーの《ワルキューレの騎行》の指揮を始めたところ、いつの間にかメロディーは「ハッピー・バースデー」に。この日はデイヴィスの75歳の誕生日だった。オーケストラからの粋なプレゼントとなった。デイヴィスは1975年から1988年までトロント交響楽団の音楽監督を務め、現在は桂冠指揮者。

デイヴィスは1944年、ロンドン近郊の街アシュリッジの生まれ。王立音楽院で学んだ後、1970年にBBC交響楽団を指揮してデビュー。トロント交響楽団の音楽監督を務めた後、1989年から2000年までBBC交響楽団の首席指揮者を務めた。2000年からはシカゴ・リリック・オペラ、2012年からメルボルン交響楽団の首席指揮者を務めている。

写真:Toronto Symphony Orchestra


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