ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第2ヴァイオリンの首席奏者クリストフ・コンツ(Christoph Koncz)が指揮者として本格的な活動を始めることになった。
コンツを首席指揮者に迎えるのは、ドイツのノイス・ドイツ・カンマーアカデミー(Deutsche Kammerakademie Neuss)。デュッセルドルフの西隣の街ノイスを拠点に活動しているオーケストラで、1978年にチェリストのヨハネス・ゴリツキ(Johannes Goritzki)によって創設された。
コンツは1987年、コンスタンツの生まれ。4歳からヴァイオリンを始め、9歳の時にカナダ映画「レッド・バイオリン」に出演。12歳でシャルル・デュトワ指揮のモントリオール交響楽団でソリストとしてデビューしている。
その後、ウィーン、ザルツブルグ、グラーツの音楽大学で学び、2008年に20歳でウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団には2011年に入団した。
写真:Christoph Koncz / Garas Kalman
ウィーン発 〓 ウィーン・フィルの第2バイオリンの首席奏者クリストフ・コンツが指揮活動
2019/03/29
【最終更新日】2022/07/20
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。