ローマ歌劇場(Teatro dell’Opera di Roma)が14日に再開場すると発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染を受けた規制に従い、聴衆間の距離が取られ、客席は170席用意される。
行われるのは、合唱団による声楽のコンサート。プログラムは、シューマン、ラフマニノフ、ホルストで、指揮はロベルト・ガビアーニ(Roberto Gabbiani)。
ローマ歌劇場は毎夏、カラカラ浴場でオペラの野外上演を行っているが、コロナ禍によって今年の公演は中止された。そのため、この夏は、ボルゲーゼ公園内のシエナ広場(Piazza di Siena)に1,000人の席を特設してオペラの野外上演を計画している。
野外上演の第1弾は、ダミアーノ・ミケレットが演出を手掛けるヴェルディ《リゴレット》。指揮はダニエル・ガッティで、ルカ・サルシ、ヴィットリオ・グリゴーロ、ローザ・フェオラが出演する。第2弾としてロッシーニ《セビリアの理髪師》が上演される。
また、アンナ・ネトレプコとユシフ・エイヴァゾフ夫妻のコンサートも野外公演で行うことがアナウンスされている。
写真:Teatro dell’Opera di Roma
ローマ発 〓 ローマ歌劇場は14日に再開場、続いて野外公演
2020/07/09
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