バリャドリッド発 〓 カスティーリャ・イ・レオン響の次期首席指揮者にティエリー・フィッシャー

2022/06/21

スペインのカスティーリャ・イ・レオン交響楽団(Orquesta Sinfónica de Castilla y León)が次期首席指揮者にスイスの指揮者ティエリー・フィッシャー(Thierry Fischer)を迎えると発表した。任期は2022/2023シーズンから。オーケストラは1991年の創設で、スペイン北部バリャドリッドを本拠地に活動している。

フィッシャーは1957年、アフリカ南部にあった英国領ローデシア・ニヤサランド連邦生まれの64歳。両親の母国スイス人に戻ってフルートを学び、オーレル・ニコレに師事した。

その後、ハンブルク州立歌劇場管弦楽団、チューリッヒ歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者として活躍。チューリッヒ時代にニコラス・アーノンクールに、その後、ヨーロッパ室内管弦楽団の首席奏者を務めながらクラウディオ・アバドの下で研鑽を積んで指揮者としての活動を本格化させた。

これまで英国の北アイルランド・ベルファストにあるアルスター管弦楽団の首席指揮者(2001-2006)、BBCウェールズ交響楽団で首席指揮者(2006-2012)、名古屋フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2008-2011)を歴任。現在は米国のユタ交響楽団の音楽監督(2009-)、ブラジルのサンパウロ交響楽団の音楽監督(2020-)を務めている。

写真:Utah Symphony Orchestra


関連記事

  1. 訃報 〓 オトマール・ボルヴィツキー(90)ドイツのチェロ奏者、ベルリン・フィルの元首席奏者

  2. ベルリン発 〓 バレンボイムが健康上の理由から、5月1日のベルリン・フィル「ヨーロッパ・コンサート」の指揮から降板

  3. トゥーロン発 〓 トゥーロン歌劇場の音楽監督にヴィクトリアン・ヴァノステン

  4. 東京発 〓 日本フィルの次期首席指揮者にシンガポール出身のカーチュン・ウォン

  5. ダルムシュタット発 〓 州立劇場が音楽総監督のダニエル・コーエンとの契約を延長

  6. ウィーン発 〓 フォルクスオーパーでオーストリア音楽劇場賞の受賞式

  7. ニュルンベルグ発 〓 ヨアナ・マルヴィッツが任期満了をもって州立劇場の音楽総監督を退任

  8. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラが新シーズンの公演ラインナップを発表、音楽監督パッパーノは最後のシーズンで新制作の《ニーベルングの指環》を指揮

  9. 訃報 〓 エリン・ウォール(44)カナダのソプラノ歌手

  10. ロンドン発 〓 「最も忙しい指揮者」はネルソンス、クラシック統計ランキングで

  11. イエナ発 〓 イエナ・フィルが音楽総監督のジモン・ガウデンツとの契約を延長

  12. 訃報 〓 ディミトリー・スミルノフ(71)旧ソ連出身の作曲家

  13. ジュネーブ発 〓 ジュネーブ国際コンクールのフルート部門はエストニア出身のエリザヴェータ・イヴァノヴァが優勝

  14. ヴヴェイ発 〓 クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールが最終出場者22人を発表

  15. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭《ニュルンベルクのマイスタージンガー》の公演で、ボー・スコウフスが滑り込みで代役務めて公演救う

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。