フィレンツェ歌劇場(Teatro del Maggio Musicale Fiorentino)の2020/2021シーズンの新しい公演ラインナップが発表された。その中で、指揮者のジェームズ・レヴァイン(James Levine)が起用されることが明らかになった。
新シーズンの開幕公演は8月30日、ヴェッキオ宮殿前のシニョリーア広場(Piazza della Signoria)で、ズービン・メータがヴェルディのレクイエムを指揮する。
新シーズンにはリッカルド・ムーティらに加え、レヴァインが登場する。2021年1月にベルリオーズの《ファウストの劫罰》、ブラームスの《ドイツ・レクイエム》、モーツァルトの後期三大交響曲などを指揮する。
レヴァインは現在、77歳。1970年代から40年間にわたってメトロポリタン歌劇場の音楽監督・芸術監督を務めたが、過去の男性音楽家に対するセクハラ行為から2018年3月に解雇された。以来、指揮台に立っていない。
一時は解雇をめぐって歌劇場と訴訟合戦になったが、裁判開始前の2019年8月に和解が成立している。
写真:Michael J. Lutch / Boston Symphony Orchestra
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フィレンツェ発 〓 レヴァインが指揮活動に復帰
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2020/07/07
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