バーミンガム市交響楽団(City of Birmingham Symphony Orchestra)は音楽監督を務めるミルガ・グラジニーテ=ティーラ(Mirga Gražinytė-Tyla)が新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことを発表した。
ミルガはリトアニアの首都ヴィリニュス生まれの33歳。昨年、女性指揮者として史上初めてドイツ・グラモフォン(Deutsche Grammophon)と専属契約を結んで話題を集めた。
目下、二人目の子を妊娠中で8月に出産の予定。未婚でパートナーの名前は公開しておらず、最初の男の子は2018年8月に生まれている。
バーミンガム市響では2016年にアンドリス・ネルソンスの後任として音楽監督に就任、昨年の契約延長で、任期は2021年まで伸びている。オーケストラによると、自宅で静養中という。
新型コロナウイルスの感染拡大でヨーロッパ大陸の国々では大規模イベントの開催が制限され、音楽イベントが次々にキャンセルされているが、英国ではこれまで通り公演が続いている。
写真:BBC / City of Birmingham Symphony Orchestra / Chris Christodoulou
バーミンガム発 〓 ミルガ・グラジニーテ=ティーラが新型コロナウイルス検査で陽性反応
2020/03/15
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