ドレスデン発 〓 ドレスデン・シュターツカペレが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

2021/07/08

ザクセン州立歌劇場の座付きオーケストラ、ドレスデン・シュターツカペレ(Staatskapelle Dresden)が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表した。開幕してすぐ、首席指揮者のクリスティアン・ティーレマンが交響曲第8番、第9番を指揮して2年掛かったベートヴェンの交響曲全曲演奏を締め括る。

ショスタコーヴィチに焦点を当てるのも新シーズンの話題の一つ。8月にマンフレート・ホーネックがグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団を指揮して10番を取り上げた後、12月にトゥガン・ソヒエフが7番《レニングラード》を、2022年に入って3月にウラディーミル・ユロフスキが15番、6月にオメール・メイア・ヴェルバーが1番と9番を取り上げる。

客演指揮者も、名誉指揮者のヘルベルト・ブロムシュテット、首席客演指揮者のチョン・ミョンフンの他、フランツ・ウェルザー=メスト、ダニエレ・ガッティ、ダニエル・ハーディング、トン・コープマンと多彩。

写真:Staatskapelle Dresden

    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. トリノ発 〓 リッカルド・ムーティがストリーミングのための《コジ・ファン・トゥッテ》を指揮してトリノ歌劇場にデビュー

  2. ウィーン発 〓 国立歌劇場が代役を確保できず、アリベルト・ライマンの《メデア》の再演を断念

  3. ナッシュビル発 〓 ナッシュビル響が来シーズンをキャンセル

  4. パリ発 〓 パリ国立オペラが総監督のニーフとの契約を更改、2031/2032シーズン終了まで任期延長

  5. ベルリン発 〓 ジョン・ウィリアムズ、2月で90歳。ベルリン・フィルとのライブ・アルバムのリリースあり、ケネディ・センターでは3日間のフェスティバルも

  6. ロッテルダム発 〓 フィンランドの若手指揮者タルモ・ペルトコスキがロッテルダム・フィルの常任客演指揮者に

  7. リスボン発 〓 ピアノのマリア・ジョアン・ピレシュが現場復帰を報告

  8. モスクワ発 〓 ユロフスキがスヴェトラーノフ記念ロシア国立交響楽団との契約を延長

  9. オデーサ発 〓 ウクライナの音楽祭「オデーサ・クラシックス」がエストニの首都タリンに会場を移して開催

  10. モスクワ発 〓 ネトレプコが新型コロナ感染を明らかに、Instagramへの投稿で

  11. フランクフルト発 〓 ドイツの歌劇場再開は6月以降

  12. ウィーン発 〓 国立歌劇場がスター歌手が着用した舞台衣装をネット・オークションに

  13. ワシントン発 〓 ジャナンドレア・ノセダがナショナル響とウクライナ国歌

  14. チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表、芸術総監督ホモキが最終シーズン

  15. アムステルダム発 〓 オランダ国立オペラの次期首席指揮者にロレンツォ・ヴィオッティ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。