ハンブルク発 〓 州立歌劇場が2019/2020シーズンの上演ラインナップを発表

2019/02/16

ハンブルク州立歌劇場(Hamburgische Staatsoper)が2019/2020シーズンのラインナップを発表した。開幕を飾るのは、カリン・バイアーの新演出によるショスタコーヴィチの《鼻》。指揮は首席指揮者のケント・ナガノ。ナガノはその後、ドミトリー・チェルニャコフが新演出を手掛けるリヒャルト・シュトラウスの《エレクトラ》を指揮する。続いて、セミ・ステージ形式のメシアンの《アッシジの聖フランチェスコ》を指揮する。こちらはハンブルク音楽祭の枠組みの中で上演されるため、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団を指揮する。

新制作は他にヴェルディ《ファルスタッフ》、ベッリーニ《ノルマ》、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》など。新演出を手掛けるのは、カリスト・ビエイト、マリーナ・レベカ、ヤン・ボッセという働き盛りの演出家。再演の演目も力が入っていて、《シモン・ボッカネグラ》にプラシド・ドミンゴ、《トスカ》にクリスティーネ・オポライス、《オテロ》にホセ・クーラ、《ルル》にバーバラ・ハンニガン、《アルチーナ》にユリア・レージネヴァ、《ローエングリン》にクラウス・フロリアン・フォークトがそれぞれ出演する。

写真:Hamburgische Staatsoper


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ウィーン発 〓 国立歌劇場管のヴィオラ・セクションのトップにポーランド出身のポプラウスキー

  2. ミュンヘン発 〓 バイエルン放送交響楽団に新コンサートマスター

  3. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場、セクハラ問題でレヴァインを解雇

  4. ナポリ発 〓 サン・カルロ劇場が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表

  5. ローマ発 〓 ダニエレ・ガッティがローマ歌劇場の《リゴレット》を指揮

  6. ニューヨーク発 〓 ダニール・トリフォノフが怪我で休養

  7. ニューヨーク発 〓 テノールのカマレナがMETのアンコール記録を更新

  8. ミュンヘン発 〓 グルベローヴァがバイエルン州立歌劇場に別れ

  9. ミラノ発 〓 クリストフ・フォン・ドホナーニ、復活もまたキャンセル

  10. マグデブルク発 〓 ワーグナー《ニーベルングの指環》のヴォータン役に女性歌手!?

  11. アムステルダム発 〓 ボストン響がコンサートに遅刻、曲目も変更

  12. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラ・ハウスがパッパーノとの契約を延長

  13. パリ発 〓 第4回「エフゲニー・スヴェトラーノフ国際指揮者コンクール」終了

  14. 香港発 〓 香港フィルがズヴェーデン指揮のマーラーを200ドルで

  15. ロンドン発 〓 サントリーホールの30周年記念委嘱作品に音楽賞

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。