トゥールーズのキャピトル劇場が27日、2018/2019シーズンのラインナップを発表した。トゥールーズはフランス南西部にある第5の規模の街。焼いたテラコッタ・レンガを用いた建物が多いことから、「バラ色の都市」とも呼ばれる。ヨーロッパの宇宙・航空産業の拠点で、「エアバス社」の本社、工場が置かれ、大型旅客機のエアバスA380やエアバスA330などの製造が行われている。また、ガンの研究施設「オンコポ ール=Oncopôle」が置かれ、 情報処理、ロボット工学、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、農業・食品産業などの分野で最先端の研究が進められている学術都市でもある。キャピトル劇場は市庁舎の一角にあり、客席は1100強。劇場の座付きオーケストラは「トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団」の名前で、コンサート活動も積極的に展開している。オペラ公演のラインナップは以下の通り。ヴィヴィエ《コペルニクス》は1980年の作品。
ヴェルディ《椿姫》
指揮:ジョージ・ペトロウ
演出:ピエール・ランベール
出演:アニタ・ハルティッヒ / アイラム・ヘルナンデス / ケヴィン・アミエル / 他
コルンゴルト《死の都》
指揮:レオ・フセイン
演出:フィリップ・ヒンメルマン
出演:トルステン・ケルル / エフゲニア・ムラベーヴァ / トーマス・ドリー / マティアス・ヴィンクラー / キャサリン・ゴールドナー / 他
ヴィヴィエ《コペルニクス》
演出:ピーター・セラーズ
出演:ランスタン・ドネ / ルームフル・オブ・ティース
ドニゼッティ《ルクレツィア・ボルジア》
指揮:ジャコモ・サグリパンティ
演出:エミリオ・サージ
出演:アニック・マシス / エレオノール・パンクラツィ / メルト・シュンギュ / ロベルト・スカンディウッツィ / トーマス・ベティンガー / 他
リヒャルト・シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》
指揮:エヴァン・ロジスター
演出:ミシェル・フォー
出演:キャサリン・フーノルト / イサカー・サヴェージ / ステファニー・ドゥストラック / ジェシカ・プラット / フィリップ=ニコラ・マルタン / 他
デュカス《アリアーヌと青ひげ》
指揮:パスカル・ロフェ
演出:ステファノ・ポーダ
出演:ソフィー・コッシュ / ヴァンサン・ル・テキシエ / ヤニナ・ベヒレ / エヴァ・ ザイチク / マリー=ロール・ガルニエ / アンドレア・ソアレ / 他
エルヴェ《かまとと娘》
指揮:クリストフ・ グラプロン
演出:ピエランドレ・ヴァイツ
出演:ララ・ニューマン / アントワーヌ・フィリポ / ダミアン・ビゴルダンサミー・カンプス / オリヴィエ・ピィ / 他
マスネー《ウエルテル》
指揮:ジャン=フランソワ・ヴェルディエ
演出:ニコラ・ジョエル
出演:ジャン=フランソワ・ボラス / カリーヌ・デュシェー / フィリップ・エステフ / フローリー・ヴァリケット / クリスチャン・トレギエ / 他
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