ハンブルク発 〓 ドイツ・グラモフォンが史上初めて女性指揮者と専属契約

2019/02/01

ドイツ・グラモフォン(Deutsche Grammophon)がリトアニア出身の女性指揮者、ミルガ・グラジニーテ=ティーラ(Mirga Gražinytė-Tyla)と専属契約を結んだ。ドイツ・グラモフォンが女性指揮者と契約を結ぶのは史上初という。グラジニーテ=ティーラは1986年、リトアニアのヴィリニュス生まれの32歳。グラーツ、チューリヒなどで学び、2012年に「ネスレ – ザルツブルク音楽祭ヤング・コンダクターズ・アワード」を受賞。2016年からアンドリス・ネルソンスの後任としてバーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めている。昨年、契約を延長し、2021年まで任期が伸びたばかり。

デビュー・アルバムは5月にリリースされる予定で、ポーランドの作曲家ミェチスワフ・ヴァインベルク(Mieczysław Wajnberg)の作品集になるという。ヴァインベルクは1919年生まれで(1996年没)、2019年に生誕100周年を迎える。ナチス・ドイツが設けた「ワルシャワ・ゲットー」の犠牲者に捧げられた交響曲第21番《カディッシュ》と初期の交響曲第2番がアルバムに収められるという。録音には手兵のバーミンガム市交響楽団の他、クレメラータ・バルティカとヴァイオリニストのギドン・クレーメルが参加しているという。

写真:City of Birmingham Symphony Orchestra / Chris Christoudolou / BBC


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. 台北発 〓 インバルが台北市立交響楽団の首席指揮者に

  2. インスブルック古楽音楽祭 〓 2019年はオペラ3作品を上演

  3. ケルン発 〓 ギュルツェニヒ管弦楽団が音楽監督フランソワ=グザヴィエ・ロトとの契約を延長

  4. トゥールーズ発 〓 キャピトル劇場が2018/2019シーズンのラインナップを発表

  5. エディンバラ発 〓 ユーロヴィジョン若手音楽家コンクール2018でイワン・ベッソノフが優勝

  6. ロンドン発 〓 ダリア・ポーラがBBC交響楽団の首席客演指揮者に

  7. ダラス発 〓 ダラス交響楽団の次期音楽監督にファビオ・ルイージ

  8. ドレスデン音楽祭 〓 第16回の音楽祭賞はヴァイオリンのジョシュア・ベルに

  9. ローマ発 〓 18歳から25歳限定で2ユーロのオペラ鑑賞チケット発売

  10. ブレゲンツ音楽祭 〓 2021年、2022年はホモキ演出の《蝶々夫人》

  11. ルツェルン音楽祭 〓 リッカルド・シャイーが音楽祭との契約を延長

  12. ロンドン発 〓 テノールのキム・ベグリーがオペラからの引退を発表

  13. 東京発 〓 日本フィルの首席客演指揮者にシンガポール出身のカーチュン・ウォン

  14. 武生国際音楽祭 〓 音楽監督の細川俊夫のオペラ《松風》が日本初演

  15. 東京発 〓 カラスのドキュメンタリー作品「私は、マリア・カラス」12月から日本で公開

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。