静岡県浜松市のアクトシティ浜松で行われていた第10回「浜松国際ピアノコンクール=Hamamatsu International Piano Competition」の本選が23日と24日に行われ、トルコのジャン・チャクムル(Can Cakmur,20)が第1位を獲得した。チャクムルは札幌市長賞、室内楽賞も同時受賞。第2位は日本の牛田智大(Tomoharu Ushida, 19)でワルシャワ市長賞も同時受賞した。第3位は韓国のイ・ヒョク(Lee Hyuk, 18)だった。
第4位から第6位は日本勢で、今田篤(Atsushi Imada, 28)、務川慧悟(keigo Mukawa, 25)、安並貴史(Takashi Yasunami, 26)。聴衆賞は牛田、日本人作品最優秀演奏賞は日本の梅田智也(Tomoya Umeda, 27)、奨励賞はロシアのアンドレイ・イリューシキン(Andrei Ilushkin, 23)にそれぞれ贈られた。
コンクールは1991年、浜松市制80周年を記念して創設された。主催は浜松市と財団法人・浜松市文化振興財団で、3年ごとに開催されている。第10回は11月4日に開幕、事前審査を通過した88人が出場している。審査委員長は小川典子。賞金は第1位が300万円、第6位が45万円。予選は三次まであり、本選は6人の本選出場者が高関健指揮の東京交響楽団と協奏曲を演奏するスタイル。コンクールは25日、入賞者6人の披露演奏会が行われて閉幕する。
写真:Hamamatsu International Piano Competition
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浜松発 〓 第10回の国際ピアノ・コンクールはトルコのジャン・チャクムルが優勝
2018/11/25
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