ルートヴィヒスハーフェン発 〓 ラインラント=プファルツ州立フィルが次期首席指揮者にマイケル・フランシス

2018/12/07
【最終更新日】2023/06/02

ドイツのラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団が英国人指揮者マイケル・フランシス(Michael Francis)を首席指揮者に迎えることになった。任期は2019/2020シーズンから。

ラインラント=プファルツ州立フィルはルートヴィヒスハーフェンに本拠地を置くオーケストラ。過去の指揮者にはクリストフ・エッシェンバッハ、ベルンハルト・クレー、テオドール・グシュルバウアー、レイフ・セーゲルスタムがいる。

フランシスはカーディフ音楽院卒業後、2003年にコントラバス奏者としてロンドン交響楽団に入団。2006年のリトアニア・ツアーの際、ショスタコーヴィチの交響曲第4番のリハーサルを任されたのをきっかけに指揮者に転身した。

2007年には、本番12時間前に病気で降板したワレリー・ゲルギエフの代役を見事に務め、指揮者としての評価を固めた。2012年から2016年にかけてスウェーデンのノールショピング交響楽団の首席指揮者を務め、2015/2016シーズンから米国のフロリダ管弦楽団の音楽監督を務めている。

写真:http://michaelfrancisconductor.com


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