指揮者のコルネリウス・マイスター(Cornelius Meister)がこのほど、音楽総監督を務めるシュトゥットガルト州立劇場との契約を延長した。マイスターは2018年からその任にあり、今回の契約更改で2024年までの任期は2年延びて2026年になる。
マイスターはドイツ・ ハノーファー生まれの42歳。2005年に25歳の若さでハイデルベルク市立劇場の音楽総監督に就任。その後、ウィーン放送交響楽団の音楽監督・首席指揮者(2010-2018)を経て、シルヴァン・カンブルランの後を受けてシュトゥットガルトに。
また、この夏は、《トリスタンとイゾルデ》を指揮してバイロイト音楽祭にデビューする予定が、急きょ新型コロナウイルスに感染して降板したピエタリ・インキネンに代わって新制作のワーグナー《ニーベルングの指環》を指揮する大役を務めた。州立劇場でも新シーズンに新しい《ニーベルングの指環》の後半2作品の指揮を手掛ける。
写真:KD SCHMID / Gerald von Foris
シュトゥットガルト発 〓 コルネリウス・マイスターが音楽総監督を務めるシュトゥットガルト州立劇場との契約を延長
2022/10/08
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