カールスルーエのバーデン州立劇場が音楽総監督を務めるゲオルク・フリッチュ(Georg Fritzsch)との契約を延長した。2020/2021シーズンからその任にあり、今回の契約更改で任期は2027年夏まで延びる。
フリッチュは1963年、ドイツ・マイセン生まれの60歳。ドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽院でチェロを学び、アルテンブルク=ゲラ・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・チェロ奏者を務めた。
その後、指揮を学び、1991年にハレで開催されたドイツ音楽協議会の指揮者フォーラムに入賞、ヘルベルト・フォン・カラヤン財団の奨学生を経て、南ウェストファリア・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督およびハーゲン劇場の音楽監督を務めた。
さらに2003/2004シーズンから16年間にわたってキール市立劇場の音楽総監督を務め、その間、2009年から2011年にかけてチロル州立劇場の首席指揮者を兼任している。
写真:Kieler Philharmonischen Orchester / Marco Ehrhardt
カールスルーエ発 〓 バーデン州立劇場が音楽総監督のゲオルク・フリッチュとの契約を延長
2023/07/05
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