山形発 〓 阪哲朗が山形交響楽団の常任指揮者に

2018/12/01

山形交響楽団が常任指揮者に阪哲朗(Tetsuro Ban)を迎えることになった。任期は2019年4月から。阪は1968年、京都市生まれの50歳。京都市立芸術大学、ウィーン国立音楽演劇大学に学び、1995年の「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝した。その後、ベルリンのコーミッシェ・オーパーの指揮者を皮切りに、アイゼナハ歌劇場、レーゲンスブルク歌劇場の音楽総監督を歴任するなど、ドイツを中心に活動してきた。阪は両親が山形県出身という繋がりがあり、山形交響楽団では2007年から2009年まで首席客演指揮者を務めていた。2004年に常任指揮者に就任し、2007年から音楽監督を務めてきた飯森範親は芸術総監督のポストに就き、より幅広い活動を担うことになるという。

写真:Tokyo Philharmonic Orchestra


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ドレスデン発 〓 ザクセン州立歌劇場が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表

  2. クラスノヤルスク発 〓 トレチャコフ国際ヴァイオリン・コンクール創設へ

  3. ローマ発 〓 映画音楽の大御所モリコーネが引退?

  4. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が好スタート、2018/2019シーズンが開幕

  5. ボローニャ発 〓 ダニエレ・ガッティがモーツァルト管弦楽団の音楽監督に

  6. ヴェルビエ音楽祭 〓 2019年の音楽祭のプログラムを発表

  7. パリ発 〓 パリ国立オペラのコンサート・マスターにペッテリ・イーヴォネン

  8. ストックホルム発 〓 今年の“ノーベル賞の指揮者”にフィンランドのダリア・スタセヴスカ

  9. ダラス発 〓 ダラス・オペラが2019/2020シーズンのラインナップを発表

  10. エーテボリ発 〓 エーテボリ歌劇場がコンヴィチュニーを解雇

  11. ボローニャ発 〓 ボローニャ歌劇場が2019年の上演ラインナップを発表

  12. ブダペスト発 〓 イヴァン・フィッシャーが失明の危機だったと告白

  13. 東京発 〓 第18回「東京国際音楽コンクール」指揮部門で沖澤のどか優勝

  14. モスクワ発 〓 チャイコフスキー国際コンクールの「金管楽器部門」の審査員発表

  15. ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ響の新しいコンサート・マスターにマリーナ・グローマン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。