ベルリン発 〓 市議会が文化予算の12%削減を決定、文化団体を直撃

2024/11/30

ドイツの首都ベルリンの市議会が文化予算の12%、1億3千万ユーロ(約206億円)削減案を可決した。文化団体は既に新シーズンの活動をスタートさせており、審議が始まって1ヵ月半でのスピード決着に困惑が広がっている。

最も大きな影響を受けるのはコーミッシェ・オーパーで、現在進行中の大規模改修工事が1年後ろ倒しになる上、助成が9%(380万ユーロ)カットされる。さらに市政府内では承認済の改修費1千万ユーロの削減も検討されているという。

また、フィルハーモニーは200万ユーロ、コンツェルトハウスは180万ユーロの削減。ベルリン映画祭への助成も100万ユーロと、前年比50%減。映画館だけでなく、図書館や博物館への支援も減らされ、博物館の毎月第1日曜日の無料開放も廃止。音楽教育などへの支援の打ち切りも行われる。

写真:Abgeordnetenhaus von Berlin


関連記事

  1. リューベンスク発 〓 リムスキー=コルサコフが亡くなった旧居が焼失

  2. ルクセンブルク発 〓 ルクセンブルク・フィルの次期音楽監督にハンガリーの若手マーティン・ラジュナ

  3. ダブリン発 〓 アイルランドのRTE国立響の首席指揮者にアレクサンダー・シェリー

  4. マドリード発 〓 テアトロ・レアルが5月のボリショイ・バレエ団の公演をキャンセル

  5. ナンシー発 〓 ロレーヌ国立オペラが音楽監督のマルタ・ガルドリンスカとの契約を延長

  6. ベルリン発 〓 ドイツのオペラ雑誌「オペルンヴェルト」が「オブ・ザ・イヤー」を発表

  7. ミラノ発 〓 12月7日のシーズン開幕は無観客でスペシャル・ガラ・コンサート

  8. バーデン=バーデン・フェスティバル 〓 今年の復活祭音楽祭は5月開催に変更、2022年のオペラは《スペードの女王》と発表

  9. ウィーン発 〓 オーストリア音楽劇場賞が受賞者を発表

  10. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルが家族向けコンサートを国連難民高等弁務官事務所と共催

  11. ヒューストン発 〓 ヒューストン・グランド・オペラが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  12. ウィーン発 〓 国立歌劇場がファン・ディエゴ・フローレスの降板でライブ・ストリーミングを中止

  13. フランクフルト発 〓 hr響の次期首席指揮者にアラン・アルティノグリュ

  14. アケルスベルガ発 〓 ついに論争に終止符!?、「BIS」レーベルが“フルヴェンのバイロイトの第九”の完全録音をリリース

  15. アムステルダム発 〓 ロイヤル・コンセルトヘボウ管のコンサートマスター、リヴィウ・プルナルが今シーズン限りで退団

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。