ハンブルク発 〓 州立オペラが2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

2025/03/25

ハンブルク州立オペラ(Staatsoper Hamburg)が2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表した。州立オペラは2025/2026シーズンから、芸術監督に演出家のトビアス・クラッツァー、音楽総監督にオメール・メイア・ヴェルバーという新しいコンビによる運営が始まる。

発表によると、通常のオペラ作品の新制作は4作品で、オルガ・ノイヴィルト作曲の《モンスターのパラダイス》の世界初演が含まれる。それ以外に音楽劇の新制作が5作品あり、クラッツァーが2作品、クリストファー・リューピング、クリストフ・マルターラー、エリザベート・シュテップラーが残り3作品の演出を手掛ける。

オペラの新制作は以下の通り。

シューマン《楽園とペリ》
9月27日ー11月1日
[演出]トビアス・クラッツァー
[指揮]オメール・メイア・ヴェルバー / フェリックス・ ホルンバッハナー
[出演]ヴェラ=ロッテ・ベッカー / エリザ・ブーム / ケイディ・エバニシィン / カイ・クルーゲ / アニカ・シューリヒト / シャビエル・サバータ / クリストフ・ポール

グリンカ《ルスランとリュドミラ》
11月9日ー12月19日
[演出]アレクサンドル・セメレディ / マグドルナ・パルディトカ
[指揮]ベン・グラスバーグ
[出演]アリス・メレガリア / ガブリエラ・レグン / イリア・カザコフ / ジョルジ・マノシュヴィリ / ニッキー・スペンス / クリスティーナ・シュタネック / ナタリア・タナシー / アレクサンドル・ロスラヴェツ

オルガ・ノイヴィルト《モンスターのパラダイス》=世界初演
2月1日ー2月19日
[演出]トビアス・クラッツァー
[指揮]ティトゥス・エンゲル
[出演]サラ・アリスティドゥ / クリスティーナ・シュタネック / ゲオルク・ニグル / アンナ・クレメンティ / アンドリュー・ワッツ / エリック・ユレナス

ロッシーニ《セビリアの理髪師》
5月17日ー6月17日
[演出]タチヤーナ・ギュルバカ
[指揮]テレザ・リヴェイロ・ベーム
[出演]ジョナ・ホスキンス / ヨハネス・マルティン・クレンツレ / マッティア・オリヴィエーリ / イリア・カザコフ / ラファエラ・ルピナッチ

写真:ERCO GmbH / Frieder Blickle


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. マインツ発 〓 2022年の「ロベルト・シューマン賞」はハインツ・ホリガーに

  2. ミラノ発 〓 スカラ座が「平和のためのコンサート」開催、ウクライナへの連帯を表明

  3. 福岡発 〓 九州交響楽団が音楽監督の小泉和裕との契約を延長

  4. シカゴ発 〓 シカゴ響の次期首席トロンボーンにティモシー・ヒギンズ、サンフランシスコ響の首席からの転身

  5. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が音楽監督のアラン・アルティノグリュとの契約を延長

  6. クラスノヤルスク発 〓 トレチャコフ国際ヴァイオリン・コンクール、1位はドガーディン、2位に北川

  7. ミュンヘン発 〓 バイエルン放送響が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  8. グラーツ発 〓 グラーツ歌劇場が首席指揮者を務めるヴァシリス・クリストプーロスとの契約を延長

  9. 訃報 〓 ロディオン・シチェドリン(92)ロシアの作曲家

  10. リューベック発 〓 リューベック歌劇場の音楽総監督にシュテファン・ヴラダー

  11. ウィーン発 〓 国立歌劇場の世界初演《オルランド》で演出家が交代

  12. ウィーン発 〓 フォルクスオーパーが2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  13. 台北発 〓 ヤープ・ファン・ズヴェーデンがエバーグリーン響のアーティスト・イン・レジデンスに

  14. ヘルシンキ発 〓 シベリウス・コンクールがロシア人二人の参加を取消

  15. ニューヨーク発 〓 ダニエレ・ルスティオーニがメトロポリタン歌劇場の首席客演指揮者に

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。