ベルリン州立オペラが前の音楽総監督ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)が25日、26日に予定されていた定期演奏会の指揮をキャンセルした。降板の理由は「健康上の理由」。フィリップ・ジョルダンが代役を務める。
予定されていたプログラムは、ワーグナー《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲と愛の死、ワーグナー《ワルキューレ》。ジークムントにアンドレアス・シャーガー、ジークリンデにアニャ・カンペ、フンディングにルネ・パーペが起用されている。
バレンボイムはこの15日で82歳。8月にはウェスト・イースタン・ディヴァン管弦楽団のヨーロッパ・ツアーを指揮。先月7日には、州立歌劇場の名誉会員の称号を受けるため、後任のクリスティアン・ティーレマンの就任記念コンサートに臨席して元気なところを見せていた。
写真:Staatsoper Unter den Linden / Monika Rittershaus
ベルリン発 〓 バレンボイムが「健康上の理由」で、州立オペラの定期演奏会の指揮をキャンセル
2024/11/25
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