オーストリアのコントラバス奏者ヴァレリー・シャッツ(Valerie Schatz)が新シーズンからウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団した。3月に行われたオーディションで合格していた。女性のコントラバス奏者が入団するのは初めて。国立歌劇場管弦楽団はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体で、最長3年の試用期間を経て、シャッツもメンバーになる。
シャッツはオーストリアに近いドイツ南部ヴァッサーブルク・アム・イン生まれの24歳。ミュンヘン音楽演劇大学、ニュルンベルク音楽大学で学び、学生時代からユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団などのメンバーとして活躍。2020年10月からウィーン交響楽団に団員として在籍していた。
写真:Valerie Schatz
ウィーン発 〓 ウィーン国立歌劇場に初の女性コントラバス奏者
2021/10/27
【最終更新日】2021/10/28
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