リヴィウ発 〓 指揮者オクサーナ・リーニフが結婚

2021/11/07

ウクライナの指揮者オクサーナ・リーニフ(Oksana Lyniv)が11月6日、リヴィウで結婚式を挙げた。自ら写真をSNSに投稿した。お相手はウクライナ出身のヴァイオリニストで、「オデッサ国際ヴァイオリン・コンクール」を創設、現在は芸術監督を務めるアンドリー・ムルザ。

リーニフはブロードィ生まれの43歳。2021年のバイロイト音楽祭では《さまよえるオランダ人》を指揮、音楽祭史上初の女性指揮者となった後、2021/2022シーズンンからイタリアのボローニャ市立歌劇場の音楽監督を務めている。

夫君のムルザはオデッサ国立音楽アカデミーのメンバーで、国際コンクールの審査員のかたわら、デュッセルドルフ交響楽団のヴァイオリン奏者も務めており、夫妻はデュッセルドルフを拠点にしている。

写真:Oksana Lyniv

リーニフ結婚

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