ロンドン発 〓 ヴァイオリニストのジョシュア・ベルが音楽監督を務めるアカデミー室内管との契約を延長

2024/10/11
【最終更新日】2024/12/06

ヴァイオリニストのジョシュア・ベル(Joshua Bell)が音楽監督を務めるアカデミー室内管弦楽団(Academy of St Martin in the Fields)との契約を延長した。ベルは2011年からその任にあり、今回の契約更改で、任期は2028年8月まで伸びる。

ベルは米国ブルーミントン出身の56歳。14歳でリッカルド・ムーティが指揮するフィラデルフィア管弦楽団と共演し、1985年にセントルイス交響楽団と共演してカーネギーホールにデビュー。以後、世界中の主要なオーケストラや指揮者と共演を重ねている。

アカデミー室内管は1959年、指揮者のネヴィル・マリナーが設立した団体。マリナーが1978年まで音楽監督を務め、以後は、アイオナ・ブラウン、ケネス・シリトー、マレイ・ペライア、ラースロー・ヘルタイが歴代の音楽監督を務めてきた。

写真:Academy of St Martin in the Fields


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