シドニー発 〓 シドニー響が首席指揮者のシモーネ・ヤングとの契約を延長

2024/02/28

シドニー交響楽団が首席指揮者を務めるシモーネ・ヤング(Simone Young)との契約を延長した。ヤングは2022/2023シーズンからその任にあり、今回の契約更改で任期は2年延長され、2026年末までとなる。

ヤングは1961年、シドニー生まれの62歳。2024年には、ドイツのバイロイト音楽祭にデビューし、音楽祭史上初めて女性指揮者として《ニーベルングの指環》を指揮することが決まっている。

一方、手兵のシドニー響とも2023年から年1作のペースで、コンサート形式によるワーグナー《ニーベルングの指環》の上演に取り組んでおり、この11月には《ワルキューレ》が登場する。

写真:Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks


関連記事

  1. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルの第2バイオリンの首席奏者クリストフ・コンツが指揮活動

  2. 訃報 〓 ヘルマン・クレバース(94)オランダのヴァイオリニスト、コンセルトヘボウ管弦楽団の名コンサートマスター

  3. モスクワ発 〓 ロシアのメディア、ゲルギエフがボリショイ劇場の総監督も兼務と報道

  4. バルセロナ発 〓 ロメア劇場が新しいロッシーニ・フェスティバル

  5. 訃報 〓 バリー・タックウェル(88)オーストラリアのホルン奏者

  6. トロント発 〓 ヴァイオリンのエリサ・チッテリオが音楽監督兼コンサートマスターを務めるターフェルムジーク・バロック管弦楽団を退団

  7. ロンドン発 〓 「最も忙しい指揮者」はまたまたネルソンス、クラシック統計ランキングで

  8. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が2019/2020シーズンの残りの公演をすべてキャンセル

  9. モスクワ発 〓 ボリショイ劇場の新シーズンは9月開幕、ネトレプコ出演の《ドン・カルロ》で

  10. ウィーン発 〓 国立歌劇場のボグダン・ロシュチッチ総監督が契約を延長

  11. ライプツィヒ発 〓 18代目の「トーマスカントル」にアンドレアス・ライズが就任

  12. ウィーン発 〓 国立歌劇場がファッション・ショーとクラブ・パーティー

  13. バルセロナ発 〓 リセウ大劇場が《ローエングリン》の公演をキャンセル

  14. ポズナン発 〓 ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールは2022年にスライド

  15. ウィーン発 〓 国立歌劇場も3月いっぱい閉鎖

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。