スペインのテネリフェ交響楽団(Tenerife Symphony Orchestra)がスペインの指揮者アントニオ・メンデス(Antonio Mendez)を首席指揮者に迎えることを決めた。2018/2019シーズンからで、契約は3年。メンデスは1984年、マヨルカ島生まれ。デンマーク・コペンハーゲンで3年ごとに行われている「ニコライ・マルコ指揮者コンクール」で2012年に入賞。翌年2013年には「ネスレ – ザルツブルク音楽祭青年指揮賞」のファイナリストに選ばれ、ヨーロッパのさまざまなオーケストラに客演、活躍の場を広げている。今回の指揮者の選考に当たっては、楽団員の52%のメンバーがメンデスに反対票を投じ、3人の候補者で最も人気が無かったという報道が欧米で報道され、オーケストラ事務局が否定するという騒ぎが起きていた。テネリフェ交響楽団はモロッコ沖の大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島の中で最大の島であるテネリフェ島のオーケストラ。
写真:Harrisonparrott / IGORSTUDIO
テネリフェ発 〓 テネリフェ交響楽団の首席指揮者にアントニオ・メンデス
2018/05/25
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