セクシャル・ハラスメント疑惑が浮上して、首席指揮者を解任されたダニエレ・ガッティ(Daniele Gatti)がロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と和解した。オーケストラが発表した声明は、疑惑が事実かどうかについては明確にしていないが、「解任」という事実関係については、双方がその取り消しには応じないことを確認。双方とも今後、この問題について声明は一切出さないことが確認されたという。また、首席指揮者としての過去の貢献に対する感謝の印として、ガッティ指揮のリヒャルト・シュトラウスの《サロメ》、マーラーの交響曲第1番、ブルックナーの交響曲第9番の、3つの録音がリリースされることも明らかにされた。
写真:Digital Concert Hall
アムステルダム発 〓 ガッティがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と和解
2019/04/26
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