札幌で夏に行われている音楽祭「PMF=パシフィック・ミュージック・フェスティバル」が2020年の音楽祭で、オペラの上演に挑戦することになった。音楽祭の芸術監督を務めるワレリー・ゲルギエフが東京都内で行われた記者懇談会で明らかにした。PMFは1990年の創設で、2020年は30周年という節目の年。
上演するのは、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》。演出と歌手はマリインスキー歌劇場の協力を受け、ゲルギエフ指揮のPMFオーケストラがピットに入る。会場は今年10月に開場した札幌文化芸術劇場「hitaru」。
また、来年2019年の音楽祭にチャイコフスキー国際コンクールの優勝者を招くことも明らかにされた。ゲルギエフはコンクールの委員長を務めており、コンクールに来年から新設される「木管・金管楽器部門」の木管楽器の優勝者をソリストとして招くという。音楽祭は2015年、ピアノ部門で優勝したドミトリー・マスレエフを音楽祭に招いている。
写真:Pacific Music Festival
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PMF 〓 ゲルギエフ指揮で2020年にオペラを上演
2018/12/14
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