レーゲンスブルク発 〓 台湾出身のチンジャオ・リンがレーゲンスブルク歌劇場の音楽総監督に

2018/05/25
【最終更新日】2023/03/24

ドイツ・レーゲンスブルク劇場は22日、台湾出身の指揮者チンジャオ・リン(ChinChao Lin=林勤超)を、2018/19シーズンから音楽総監督(GMD)に迎えると発表した。2009/10シーズンからGMDを務めてきた阪哲朗の後任。

林は1987年、台湾・台東の生まれ。グラーツの音楽芸術大学、チューリッヒ芸術大学で学び、2011年の第5回「ヴィトルド・ルトスワフスキ国際青年指揮者コンクール」で第3位を獲得、2016/17シーズンからドイツ・マイニンゲン歌劇場の首席指揮者を務めていた。

台湾出身の指揮者がドイツの劇場の音楽総監督を務めるのは二人目で、シャオジャ・ル(ShaoChia Lu=呂紹嘉)がドイツ・ハノーファー歌劇場のGMDを2001〜2006年に務めて以来。

写真:Theater Regensburg


関連記事

  1. モスクワ発 〓 パヴェル・コーガンがモスクワ国立響の芸術監督と首席指揮者を辞任、ウクライナ侵略受けて

  2. ニューヨーク発 〓 ストラディバリウス「ダ・ヴィンチ」、史上2番目の20億円超で落札

  3. リーズ発 〓 リーズ国際ピアノ・コンクールが「ブラインド審査」導入へ

  4. ミュンヘン発 〓 ラハフ・シャニがミュンヘン・フィルの首席指揮者に

  5. ロンドン発 〓 感染力強い新型コロナウイルスの変異種の感染拡大

  6. ミラノ発 〓 スカラ座がシーズン開幕ガラ・コンサートのプログラムを発表

  7. ミュルーズ発 〓 ヴァイオリンのクリストフ・コンツがフランス・ミュルーズ響の首席指揮者に

  8. リバプール発 〓 ロイヤル・リバプール・フィルが首席指揮者のドミンゴ・インドヤンとの契約を延長

  9. リエージュ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチが喉の手術で休養

  10. ハノーファー発 〓 州立劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表、第2カペルマイスターの熊倉優が新制作の2作品を指揮

  11. デュッセルドルフ発 〓 アルペシュ・チャウハンがデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者に

  12. ノボシビルスク発 〓 トーマス・ザンデルリングがノボシビルスク・フィルを辞任、ロシアのウクライナ侵略で

  13. ソウル発 〓 韓国国立響の次期芸術監督・首席指揮者にロベルト・アバド

  14. トロント発 〓 グスターボ・ヒメノが音楽監督を務めるトロント響との契約を延長

  15. チューリッヒ発 〓 チューリッヒはワクチン証明か、その場での検査陰性で入場可

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。