今年で創設25周年を迎えたヴェルビエ音楽祭で、出演者のキャンセルが相次いでいる。テノールのマルセロ・プエンテが11日に体調不良で降板したのを皮切りに、ヴァイオリンのジャニーヌ・ヤンセン、チェロのゴーティエ・カプソン、アマンダ・フォーサイスが続いた。その後も、パメラ・フランクが出演をとり止め、マスタークラスは中止。さらにここにきて、3つのコンサートを指揮する予定だったイヴァン・フィッシャーもキャンセルした。キャンセルの連鎖はそれで終わらず、続いて、プロコフィエフの協奏曲2曲を演奏するはずだったピアニストのデニス・マツーエフまで降板する事態に陥っている。キャンセルの理由は全員が体調不良。フィッシャーのコンサートは3回のコンサートは、ガボール・タカーチ=ナジ、フランソワ・ロペス=フェレール(ヘスス・ロペス・コボスの息子)が指揮することが決まり、残りの一つはサイモン・ラトルに依頼しているという。また、マツーエフの代役はジャン=エフラム・バヴゼ、ダニール・トリフォノフが務めることになった。
写真:Verbier festival
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ヴェルビエ音楽祭 〓 出演者のキャンセルが相次ぎ、ついにラトルに指揮を依頼
2018/07/31
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