トゥールーズ発 〓 キャピトル劇場が2018/2019シーズンのラインナップを発表

2019/04/21

トゥールーズのキャピトル劇場(Théâtre du Capitole de Toulouse)が2018/2019シーズンのラインナップを発表した。トゥールーズはフランス南西部の、フランス第5の規模の街。焼いたテラコッタ・レンガを用いた建物が多く、「バラ色の都市」とも呼ばれる。ヨーロッパの宇宙・航空産業の拠点で、「エアバス社」の本社、工場が置かれている。キャピトル劇場は市庁舎の一角にあり、客席は1100強。劇場の座付きオーケストラは「トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団」の名前で、コンサート活動も積極的に展開している。オペラ公演のラインナップは以下の通り。

ワーグナー《パルジファル》 = 新制作
1月26日 – 2月2日
指揮:フランク・ベールマン
演出:Aurélien Bory
出演:ニコライ・シューコフ / ソフィー・コッシュ / ペーター・ローズ / マティアス・ゲルネ / ピエール=イヴ・プリュヴォ / ジュリアン・ベロネーゼ

ドニゼッティ《愛の妙薬》
2月27日 – 3月6日
指揮:セスト・クワトリー二
演出:アルノー・ベルナール
出演:Otar Jorjikia / ヴァンニーナ・サントーニ / マッティア・オリヴィエーリ

ラモー《プラテー》 = 新制作
3月28日 – 4月4日
指揮:エルヴェ・ニケ
演出:コリンヌ&ジル・ベニジオ
出演:マティアス・ヴィダル / マリー・ペルボー / エンゲルラン・ド・イス / Jean-Christophe Lanièce / Jean-Vincent Blot / マリー=ロール・ガルニエ

ヤナーチェク《イェヌーファ》
5月7日 – 16日
指揮:フローリアン・クルムペック
演出:ニコラ・ジョエル
出演:アンゲラ・デノケ / マリー=アドリーヌ・アンリ / マリウス・ブレンチウ / Amadi Lagha / ステファニア・トツィスカ

ボーイト《メフィストフェレ》 = 新制作
6月23日 – 7月2日
指揮:フランチェスコ・アンジェリコ
演出:ジャン=ルイ・グリンダ
出演:ニコラ・クルジャル / ジャン=フランソワ・ボラス / キアーラ・イゾットン / ベアトリス・ユリア=モンゾン

写真:Théâtre du Capitole de Toulouse




関連記事

  1. オーハイ音楽祭 〓 ソプラノのバーバラ・ハニガンがグラミー賞「ベスト・クラシック・ソロ・アルバム」を獲得

  2. モスクワ発 〓 チャイコフスキー国際コンクールの「木管楽器部門」の審査員決まる

  3. ベルリン発 〓 演出家のバリー・コスキーが契約延長せず

  4. ウィーン発 〓 楽友協会のトーマス・アンギャン総裁が退任

  5. バーミンガム発 〓 山田一樹がバーミンガム市交響楽団の首席客員指揮者に

  6. マールボロ音楽祭 〓 ピアノのジョナサン・ビスが内田光子と共同芸術監督に

  7. フィラデルフィア発 〓 フィラデルフィア管弦楽団が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表

  8. ザルツブルク音楽祭 〓 2019年の聖霊降臨祭音楽祭スケジュールを発表

  9. シカゴ発 〓 シカゴ交響楽団が2019/2020シーズンのラインナップを発表

  10. ウィーン発 〓 アルゲリッチがコンツェルトハウスの名誉会員に

  11. プラハ発 〓 ドミンゴ主宰の「オペラリア2019」が閉幕

  12. ガーシントン・オペラ 〓 2019年夏のラインナップを発表

  13. ウィーン発 〓 ズービン・メータがウィーン・フィルをキャンセル

  14. バルセロナ発 〓 バルセロナ交響楽団、2018/2019シーズンのコンサート・スケジュールを発表

  15. ベルリン発 〓 ドイツ・グラモフォンが120周年記念コンサートをライブ配信

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。