トゥールーズのキャピトル劇場(Théâtre du Capitole de Toulouse)が2018/2019シーズンのラインナップを発表した。トゥールーズはフランス南西部の、フランス第5の規模の街。焼いたテラコッタ・レンガを用いた建物が多く、「バラ色の都市」とも呼ばれる。ヨーロッパの宇宙・航空産業の拠点で、「エアバス社」の本社、工場が置かれている。キャピトル劇場は市庁舎の一角にあり、客席は1100強。劇場の座付きオーケストラは「トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団」の名前で、コンサート活動も積極的に展開している。オペラ公演のラインナップは以下の通り。
ワーグナー《パルジファル》 = 新制作
1月26日 – 2月2日
指揮:フランク・ベールマン
演出:Aurélien Bory
出演:ニコライ・シューコフ / ソフィー・コッシュ / ペーター・ローズ / マティアス・ゲルネ / ピエール=イヴ・プリュヴォ / ジュリアン・ベロネーゼ
ドニゼッティ《愛の妙薬》
2月27日 – 3月6日
指揮:セスト・クワトリー二
演出:アルノー・ベルナール
出演:Otar Jorjikia / ヴァンニーナ・サントーニ / マッティア・オリヴィエーリ
ラモー《プラテー》 = 新制作
3月28日 – 4月4日
指揮:エルヴェ・ニケ
演出:コリンヌ&ジル・ベニジオ
出演:マティアス・ヴィダル / マリー・ペルボー / エンゲルラン・ド・イス / Jean-Christophe Lanièce / Jean-Vincent Blot / マリー=ロール・ガルニエ
ヤナーチェク《イェヌーファ》
5月7日 – 16日
指揮:フローリアン・クルムペック
演出:ニコラ・ジョエル
出演:アンゲラ・デノケ / マリー=アドリーヌ・アンリ / マリウス・ブレンチウ / Amadi Lagha / ステファニア・トツィスカ
ボーイト《メフィストフェレ》 = 新制作
6月23日 – 7月2日
指揮:フランチェスコ・アンジェリコ
演出:ジャン=ルイ・グリンダ
出演:ニコラ・クルジャル / ジャン=フランソワ・ボラス / キアーラ・イゾットン / ベアトリス・ユリア=モンゾン
写真:Théâtre du Capitole de Toulouse
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