映画音楽の大巨匠ジョン・ウィリアムズ(John Williams)が11日、ミラノ・スカラ座でスカラ座フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、指揮者としてイタリア・デビューを果たした。これまで手掛けてきた「スターウオーズ」や「ハリー・ポッター」、「シンドラーのリスト」といった映画の音楽を指揮して喝采を浴びた。
ウィリアムズは来年2月8日で91歳。グラミー賞受賞25回、アカデミー賞受賞5回、エミー賞5回、ゴールデン・グローブ賞受賞4回という、言わずと知れたハリウッド映画音楽の大御所として輝かしいキャリアを築いてきた。
一方、1980年から1993年までボストン・ポップス・オーケストラの首席指揮者を務め、現在も名誉指揮者として定期的に客演、また、米国ではロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団などにも客演している。
さらにここにきて、2020年1月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、2021年10月にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に相次いでデビュー、そのライブ・アルバムがベストセラーを記録している。今回はメジャー・オーケストラへのデビュー第3弾といったところ。
写真:Filarmonica della Scala
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ミラノ発 〓 指揮者ジョン・ウィリアムズがイタリア・デビュー、スカラ・フィルを指揮して
2022/12/16
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