フランスの国立劇場の一つ、パリのオペラ=コミック(Théâtre national de l’Opéra-Comique)が次期芸術監督にフランスの指揮者ルイ・ラングレー(Louis Langree)を迎えると発表した。2015年からその任にあるオリヴィエ・マンテイの後任で、任期はこの11月から5年間。
ラングレーはミュルーズ生まれの60歳。ストラスブール音楽院で学んだ後、リヨン国立オペラやエクス=アン=プロヴァンス音楽祭、パリ管弦楽団の副指揮者などを務めた後、リヨン国立オペラ(1998-2000)、グラインドボーン・ツアーリング・オペラ(1998-2003)、ベルギーの王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団(2001-2006)の音楽監督を歴任してきた。
また、スポレート音楽祭USAでアメリカ・デビューした後。2003年からニューヨークのリンカーンセンターで行われている夏の音楽祭「モストリー・モーツァルト・フェスティバル」、2013年からはシンシナティ交響楽団の音楽監督を務めている。
写真:Cincinnati Symphony Orchestra / BBC Proms / Chris Christodoulou
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パリ発 〓 オペラ=コミックの次期芸術監督に指揮者のルイ・ラングレー
2021/10/23
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