トロント発 〓 グスターボ・ヒメノが音楽監督を務めるトロント響との契約を延長

2022/11/22

創立100周年を迎えているカナダのトロント交響楽団が音楽監督を務めるスペイン人指揮者、グスターボ・ヒメノ(Gustavo Gimeno)との契約を延長した。ヒメノは2020/21シーズンからその任にあり、今回の契約更改で任期は2029/2030シーズンまで延びる。

ヒメノはスペイン・バレンシアの生まれの46歳。スペインで学んで、オランダ・アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、アムステルダム音楽院で指揮を学んで転身した。

2015年からルクセンブルク交響楽団の音楽監督を務めている他、2025/2026シーズンから任期5年で、母国スペインのマドリッド王立劇場(テアトロ・レアル)の音楽監督に就任することが決まっている。

写真:Marco Borggreve


関連記事

  1. マドリッド発 〓 フランシスコ・アライサがソフィア王妃高等音楽院の声楽研究部門のトップに

  2. ローザンヌ発 〓 ヴァイオリニストのルノー・カプソンがローザンヌ室内管の次期芸術監督に

  3. ミュンヘン発 〓 ラハフ・シャニがミュンヘン・フィルの首席指揮者に

  4. パリ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチにフランスの「芸術文化勲章シュヴァリエ」

  5. ケルン発 〓 ケルンWDR響の次期首席指揮者にフランスの女流指揮者マリー・ジャコー

  6. グラーツ発 〓 オクサーナ・リーニフが劇場との契約を延長せず

  7. トゥールーズ発 〓 キャピトル国立管の次期音楽監督にフィンランドの指揮者タルモ・ペルトコスキ

  8. 訃報 〓 アンドレ・プレヴィン(89)米国の指揮者・作曲家・ピアニスト

  9. ロンドン発 〓 ロンドン響が新シーズン開幕直後に中国、ベトナムへ

  10. エーテボリ発 〓 サントゥ=マティアス・ロウヴァリが2024/2025シーズンでエーテボリ響の首席指揮者を退任

  11. ミュンヘン発 〓 ソプラノのディアナ・ダムラウに「ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章」

  12. ミュンヘン発 〓 8月末からのミュンヘン国際音楽コンクールも中止

  13. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン・フィルがトゥガン・ソヒエフを招いて特別演奏会を開催すると発表

  14. グラフェネック発 〓 小澤征爾がオーストリア音楽劇場賞の特別賞「国際文化貢献賞」を受賞

  15. ミラノ発 〓 スカラ座が新シーズン、2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。