イタリアの女性ヴァイオリニスト、エリサ・チッテリオ(Elisa Citterio)がカナダのトロントを本拠に活動する古楽アンサンブル「ターフェルムジーク・バロック管弦楽団=Tafelmusik Baroque Orchestra」を退団した。
アンサンブルは1979年の設立。1981年から2014年までジーン・ラモンが音楽監督兼コンサートマスターを務めて高い評価を受け、チッテリオはラモンの後を受け、2017年からその任にあった。
チッテリオはミラノ・スカラ座アカデミーのコンサートマスターとソリストを務め、卒業後にバロック・ヴァイオリンについて研鑽を積み、エンリコ・オノフリ、キアラ・バンチーニ、ルイジ・マンジョカヴァッロらに師事した。
ターフェルムジークでは第1弾として2018年にヴィヴァルディの膨大な作品の中から「愛」を主題にしたアルバムを録音。2019年にはカナダの文化的・知的生活への貢献が認められ、イタリア商工会議所からレオナルド賞が贈られている。
写真:Tafelmusik / Daniel Banko / Banko Media
トロント発 〓 ヴァイオリンのエリサ・チッテリオが音楽監督兼コンサートマスターを務めるターフェルムジーク・バロック管弦楽団を退団
2022/05/03
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