オーストリアのグラーツ歌劇場が20日、音楽総監督を務めるローランド・クルティヒ(Roland Kluttig)が契約を更新せず、2022/2023シーズンで退任すると発表した。クルティヒは2017/2018シーズン、デュカス《アリアーヌと青ひげ》を指揮して劇場デビュー。2020/2021シーズンから、オクサーナ・リーニフの後を受けてその任にある。
クルティヒは1968年、ドイツ・ラーデベルク生まれの53歳。ドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学で学び、2000年から2004年までシュトゥットガルト州立劇場でローター・ツァグロセクのアシスタント。2010年からグラーツに移るまでコーブルク市立劇場の音楽監督を務めている。
写真:Radio-Symphonieorchester Wien / Marco Borrelli
グラーツ発 〓 ローランド・クルティヒがグラーツ歌劇場の音楽総監督退任へ
2022/05/21
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