ボルティモア交響楽団(Baltimore Symphony Orchestra)が来シーズン2021/20222シーズンから指揮者のジェームズ・コンロン(James Conlon)を芸術顧問に迎えることになった。ボルティモア響では、2005年から長く音楽監督を務めてきたマリン・オールソップが2019/2020シーズンを最後に退任して桂冠指揮者となった後、そのポストが空席になっているが、コンロンは音楽監督には就任しないという。
コンロンはニューヨーク生まれの70歳。 父親はアイルランド系、母親はドイツ人とイタリア人。これまでロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団(1983-1991)、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とケルン歌劇場(1989-2002)、パリ国立オペラ(1995-2004)の音楽監督を歴任。その後、2006年からロサンジェルス・オペラの音楽監督、2016年からイタリア・トリノを本拠地にするRAI国立交響楽団の首席指揮者を務めている。
写真:jamesconlon.com
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ボルティモア発 〓 ボルティモア響の芸術顧問に指揮者のジェームズ・コンロン
2020/11/18
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