ミラノ発 〓 スカラ座の次期音楽監督にミョンフン・チョン

2025/05/12

イタリアのミラノ・スカラ座(Teatro alla Scala)が次期音楽監督に韓国の指揮者ミョンフン・チョン(MyungWhun Chung)を迎えると発表した。2015年からその任にあり、2026/2027シーズンで退任するリッカルド・シャイーの後任で、チョンの任期は2027年から3年間。

チョンはソウル生まれの72歳。パリ国立オペラの音楽監督(1989ー1994)、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の首席指揮者(1997ー2005)、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督(2005ー2015)などを歴任してきた。

また、日本でも東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザー(2001-2010)、桂冠名誉指揮者(2010-2016)、名誉音楽監督(2016-)を務めている。

スカラ座にはスカラ座フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを指揮してデビュー。以後、140回を超えるコンサートを指揮、音楽監督以外では最もその指揮台に立っており、2023年にはスカラ座フィルの名誉指揮者に任命された。

オペラも、1992年の《ムツェンスク郡のマクベス夫人》を皮切りに、《サロメ》、《蝶々夫人》、《イドメネオ》、《シモン・ボッカネグラ》、《ドン・カルロ》、《魔弾の射手》、《フィデリオ》、《椿姫》と、9作品を指揮している。

写真:Teatro alla Scala



関連記事

  1. シュトゥットガルト発 〓 南西ドイツ放送響がフランソワ=グザヴィエ・ロトの降板を発表

  2. ベルリン発 〓 アルテミス弦楽四重奏団が活動休止を発表

  3. マリアーンスケー・ラーズニェ発 〓 “指揮者”ラデク・バボラークが西ボヘミア交響楽団の首席指揮者に

  4. フィレンツェ発 〓 レヴァインが指揮活動に復帰

  5. フィラデルフィア発 〓 フィラデルフィア管が「男性メンバーの燕尾服着用をやめる」

  6. ニュルンベルク発 〓 読響がヨーロッパ・ツアーをスタート

  7. モントリオール発 〓 テノールのベン・ヘップナーがラジオのパーソナリティーからの“卒業”を表明、メディア・プレゼンターに転身

  8. 訃報 〓 アレクサンドル・ヴェデルニコフ(56)ロシアの指揮者

  9. 訃報 〓 ペーター・スヴェンソン(57)ドイツのテノール歌手

  10. ザールブリュッケン発 〓 ザールラント州立劇場が音楽総監督のセバスティアン・ルランとの契約を延長

  11. ボルドー発 〓 ボルドー国立オペラの次期芸術総監督にエマニュエル・オンドレ、マルク・ミンコフスキは退任

  12. 訃報 〓 ノルベルト・バラチュ(92)オーストリアの合唱指揮者

  13. ローマ発 〓 チョン・ミョンフンがローマ歌劇場管弦楽団に“デビュー”

  14. ウィーン発 〓 国立歌劇場で陽性反応、新制作の《パルジファル》の上演を延期

  15. リンツ発 〓 州立劇場の首席指揮者にイングマール・ベック

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。