フィラデルフィア管弦楽団(Philadelphia Orchestra)が新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表した。第123シーズンとなる新シーズンの目玉企画は、ラフマニノフの生誕150周年記念イベント。1月26日から2月5日にかけて、ユジャ・ワンを迎えて、ピアノ協奏曲全曲演奏会が音楽監督のヤニック・ネゼ=セガンの指揮で行われる。
発表によると、開幕は9月28日。ピアノの郎朗(Lang Lang)を迎えるコンサートで、サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番を中心としたプログラム。ソリストはダニール・トリフォノフ、ベアトリス・ラナ、チョ・ソンジン、エマニュエル・アックス、アウグスティン・ハーデリッチ、ヒラリー・ハーン、ギル・シャハム、シェク・ケネー=メイソン、プリティ・イェンデたちが登場する。
客演指揮者陣は、首席客演指揮者のナタリー・シュトゥッツマンの他、ヘルベルト・ブロムシュテット、ステファヌ・ドゥネーヴ、ダリア・スタセヴスカ、リナ・ゴンサレス=グラナドス、カリーナ・カネラキス、クリスティアン・マチェラル、ブラムウェル・トーヴェイらが客演する。
また、ケンショウ・ワタナベの客演陣にも話題。シチェドリンの《ビゼー《カルメン》》組曲、ストラビンスキーの《火の鳥》組曲などを指揮する。ロシアのウクライナ侵略に絡んで去就が注目されていたトゥガン・ソヒエフも11月に登場、チャイコフスキーの交響曲第4番をメインにしたプログラムを指揮する。
写真:Philadelphia Orchestra / Chris Lee Photographer
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フィラデルフィア発 〓 フィラデルフィア管弦楽団が2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表、トゥガン・ソヒエフも客演
2022/04/11
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